1980年新連載のおすすめベスト10(その1)
1980年最初号~1980年最終号までに新連載された作品のうち
今でも(今だから)読んでも面白い作品10本を紹介します。
早速・・・
第10位

作者:岡崎つぐお
週刊少年サンデー 1980年44号~
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新任の先生として中学校に赴任してきた一文字愛が、毎回奮闘しながら、なんとかクラスの問題などを解決していく学園漫画。
学園ものとして、教師が主人公で、しかも女性教師というのは、この時代には新鮮な設定。
1日中ノーパンで過ごさなければならなくなるとか、同僚のイケメン教師に恋したりとか、女性という設定を活かした展開が面白い。
この「ふにゃ」という感じも含めて、以降のエロ方面の女性キャラにも、かなり影響を与えているのではないだろうか。
一度でも学校の女教師に憧れを抱いたことのある人は・・・
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第9位

作者:柴山みのる
週刊少年マガジン 1980年46号~
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会社員の姉・洋子と学生の弟・真愚郎の姉弟は、両親に早くに死なれて二人で暮らしていた。
そんな二人は、生きていくために(?)お金に対してかなりがめつく、お金やご馳走を得るために様々な行動をとって、周りを巻き込んでいく。
かなりドライなキャラで、どんな状況になってもまあまあみたいな感じで受け流していくのだが、やっていることはかなり悪辣で、当時、3億円を拾って時の人となった大貫さんをネタに、その大貫さんから1億円をだまし取ろうという回があったりするので油断できない。
どうやったらお金を使わない生活を送れるかを考えてる人は・・・
第8位

作者:原田久仁信 原作:梶原一騎
週刊少年サンデー 1980年23号~
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当時、大ブームだったプロレスのプロレスラーの知られざる過去などを紹介していく実録伝記漫画。
・・・という売りだったのだが、実際にはかなりの部分で原作者の創作があった模様。
今だったら、やらせだの捏造だの外野からうるさく言われてしまうかもしれない。
が、プロレスラーというのは普通の人ではないところに魅力があるわけなので、この方式で正解。
過去の歴史上の人物なんかのエピソードも嘘ばっかりなのだから、これでよい。
ちなみに、私のエピソードは嘘のようだが全部本当だ!
アントニオ猪木(談)
このネタのわかる人もわからない人も・・・
第7位

作者:こせきこうじ
週刊少年ジャンプ 1980年32号~
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愚直を絵にかいたような主人公が、一途に柔道に打ち込む様を描いた柔道漫画。
周りからどんなにバカにされようとも、ひたすらに己のペースを変えることなく、ひたすらに突き進む主人公のキャラが絶品。
・・・・・・女子にこんなこと言われても、
めげないダイヤモンドのハートを持っているのだ。
しかし、このキャラと作風が完璧にフィットした作者は、以降も同じキャラが主人公の漫画しか描けなくなってしまうのだった・・・。
異性に何を言われてもめげない心を持ちたい人は・・・
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第6位

作者:細野不二彦
週刊少年サンデー 1980年8増刊号~
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アニメ化もされた大ヒット忍者コメディ漫画。
忍者を養成する学校という設定も面白いが、主人公が太っているというところが斬新。
でも、もちろんただのデブではなく、すごい忍術の使い手なのだ。
高橋由美子が切り開いたドタバタラブコメに、かわいらしい女性キャラを描ける上手な絵がプラスされることで、以降のサンデーの方向性を決定づけた作品ともいえるのではないだろうか。
恋の呪文を唱えられる人もそうでない人も・・・