さんかれあ
作品解説
ゾンビ映画が大好きな高校生の降谷千紘は、ある場所で見つけたゾンビ生成の仕方が書かれたらしい古文書を片手に、夜な夜な廃ビルで、事故死した飼い猫の蘇生を試みていた。そんなある夜、千紘は、お嬢様高校に通う美少女の散華礼弥が、父に対する不満を廃ビルの敷地にある古井戸にぶちまけるところを目撃してしまう。そのことを他言しないでほしいと千紘にお願いした礼弥は、千紘の蘇生実験のことを知り興味を覚える。何度も失敗していて、最後の実験として二人で生成した薬を猫の死体に飲ますと、数時間後に猫は生き返り、薬は成功する。しかし、その成果を知らなかった礼弥は、父親の束縛から逃れようと、その薬を飲んで自殺しようとする。当然死ななかった礼弥だが、その後、事故によって死んでしまい、薬の効果でゾンビとし蘇ってしまうのだった。
ゾンビのなった女の子とのラブコメ漫画。
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