るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
作品解説
明治11年、幕末期に“人斬り抜刀斎”と恐れられた剣士が再び現れて、辻斬りをして世間を騒がしていた。流浪人の緋村剣心は、神谷薫に抜刀斎と間違われて襲撃されてしまう。神谷薫は、自身の道場である神谷活心流を勝手に抜刀斎が名乗っているために、自身の手で抜刀斎を捕らえようとしていた。しかし実際は、薫が世話になっていると思っていた老人が神谷道場を取り上げるための策略で、弟に抜刀斎を名乗らせていたことが判明する。道場が取り上げられる寸前に、その真実を知った剣心は、逆刃刀を抜き偽抜刀斎たちと対決する。その剣技は常人ならざるものであり、剣心こそが本物の“人斬り抜刀斎”なのであった。
明治初期を舞台にした剣戟アクション漫画。コマの並べ方や演出など、以後の漫画に多大な影響を与えている。その後にジャンプを支える作者達がアシスタントを勤めていたというのも、ただの偶然ではないだろう。作者のデビュー作。
関連作品 『るろうに剣心 北海道編』 連想作品 『鉄機剣士 武王伝』 前作 ー 次作 『GUN BLAZE WEST』
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