父の魂
作者:貝塚ひろし 掲載:週刊少年ジャンプ 1968年1号
第1話 50P 詳細はコチラ
世界観の提示 ★
厳しいプロ野球の世界と木製バットの製造工場の経営の厳しさは出ているが、バット製造工場に少年たちは魅力を見いだせない。
主人公キャラの紹介 ★★
そもそも主人公はまだ赤ちゃんではあるのだが、母親の死よりも野球のボールを選択するという野球キチガイという側面は描かれている。
初登場(21P 6コマ目)
目標設定 ★
野球を描くのか、バット職人の世界を描くのかもわからない状態なので、目標共感は難しい。
サプライズ ★★★★
巨人の中で、浪原の唯一の理解者と思われていた川上哲治が、体を治して完璧なプレーをするのがプロの使命だと叱責する場面。
そして、病気だった浪原の死はともかく、突然の母親の死は衝撃。
オリジナリティ ★★
『巨人の星』との違いを見せるために、バット製造工場を出してきたが・・・。
総評 ★★